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話し合いが必要な場合

楽しみの欲求が高くて、それを分かち合うことは、あらゆる人間関係、特に夫婦関係にとってはすばらしいことです。もし楽しみが、学習に対して与えられる遺伝子からの報酬であるなら、一緒に学ぶ夫婦は、いつまでも良い関係を維持できる可能性が高いですね。楽しみは、年齢、性別、あるいは金銭の不足などで制限されることはほとんどない。少し努力しさえすれば、いつでも、どこでも笑うことも、学ぶこともできる。しかし、楽しみの欲求は、人間関係にとってさほど重要ではない。一人で楽しむことを学び、結婚生活を傷つけないことは可能である。夫婦はしばしばそうしている。二人とも楽しみの欲求が低ければ、自分が見逃しているものが何かは分からないので、平穏無事かもしれない。 (さらに…)

どの自由を自分は明け渡すつもりであるか

結婚は、夫婦ともに力と自由のどちらの欲求も低い場合が、いちばんうまくいくのですよね。一方の自由の欲求が高く、他方が低い場合、低いほうが相手の自由を制限しようとしなければ、何ら問題はない。力の欲求と異なり、自由の欲求の相違は、たいてい解決のサークルの中で話し代うことができる。サークルの中では、欲求の高いほうの人は、どのような譲歩をするつもりであるかを話さなければならない。低いほうの人を喜ばせるために、ある種の制限を受け入れることに同意するだけで、欲求の高い人は話し合いがハッピーエンドとなるように対処できるのです。帰宅が遅くなるときには電話をするということを自由の欲求の強い人が進んでするだけで、大きな違いをつくることになるでしょう。憤慨をぶちまけてお互いを拒否すれば、二人の関係を良くする機会はないのです。 (さらに…)

対処の仕方

力の欲求が極端に強くなかったら困難なことはないでしょう。力の欲求が二人とも低い場合は、ほとんど常に相性がいい。力の欲求が低いと、妥協点を見いだそうとする気持ちが強く、そういう夫婦は、たいていほとんどの場合に解決のサークルの中に入っている。一方が相手よりも高い力の欲求を持っていても、二人の結婚に問題はないかもしれない。なぜなら、力の欲求が低い人は、愛してくれている相手から命令されるのを気にしないからである。力の欲求が強く愛情のある男性と、力の欲求の低い愛情のある女性が、比較的うまくやっている夫婦関係を今までによく見てきている。ある老夫婦の結婚の後半がそんな感じであった。両者が強い力の欲求を持っていれば(力が力を引きつけるのでよくあるケースである)、解決のサークルから相手を突き出したくなる気持ちは、ほとんど抗しがたいほどであろう。 (さらに…)

無力な夫の傾向

夫婦の両方とも力の欲求が強ければ、それを満たそうとすることは結婚を損なうことになるでしょう。しばしば無力な夫は外で得られないものを家庭の中で妻から得ようとするので、妻が犠牲となり、虐待されるということは多いのです。良い職場は、力の欲求を少しでも満たしてくれ、周りの人があなたを小突きまわすことがないので、結婚にとっても良い影響をもたらす。ある女性が本当に幸福だったときは、約六か月間、裁判所の陪審員をつとめたときだったという。彼女がもし五十年後に生まれていたら、頭脳と尽きないエネルギーを仕事に活かせたかもしれない。彼女のような巨大な力の欲求の持ち主は、幸せな結婚は無理でも、幸福な独身女性として生きる可能性はあったと思うのです。 (さらに…)

回復の好機

決して忘れてならないのは、自分の行動しかコントロールできないということです。そこでは、自分が何をする気持ちがあるかだけ話すべきで、相手に何をしてほしいかではない。相手が与えようとしている愛と友情と同じものを持ってサークルの仲にととまるつもりがなければ、その結婚に大した見込みはない。というのは、サークルの中での話し合いは、それ自体が愛を与えることであり、たいていは提供されるもので十分であるからだ。受けることでなく与えることに話し合いの焦点が合っていれば、愛の問題にとってすばらしい回復の好機となるでしょう。愛に関しては、互いの欲求の強さが近いほど、良い結婚になる可能性がある。力の欲求については、必ずしもそうではない。婚姻関係でも、他の関係でも力の欲求は最も満足させるのがむずかしい。 (さらに…)

十分な愛がないと感じ始める

結婚の初期に性行為が衰速するのは、カップルがホルモン欠乏に陥っているからではない。片方もしくは両方が、性行為に十分な愛がないと感じ始めるからである。遺伝子に原因があるのはまれである。たいてい十分な愛はあっても、あまりにも支配的にふるまわれるので愛のスイッチが切られているのだ。遺伝子の違いも少しはある。愛の欲求が強い人(女性がそうであることが多い)は、たくさん与えるが、お返しも多くないと満足しないようだ。それほと欲求が強くない夫は、妻が求めているほど多くを与えることができない。あるいは、与えることができるにもかかわらず、多くを与えない選択をしているのかもしれない。いずれにしても、話し合う必要がある。 (さらに…)